一言でいうと
この書籍は子供の興味関心を育てる家庭での習慣について解説した書籍です。家庭での習慣がどうなっているかを知りたい人におすすめの書籍です。
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単に知識を効率的に身につけるのではなく、「学びに関心を持ち、学び続けられる子=頭のいい子」を育てるための方法を紹介されています。
- 子どもの興味関心を育てるための具体的な習慣が、国語、算数、社会、理科といった各教科ごとに紹介されています。
- 子どもの「なぜ?」「どうして?」といった好奇心を大切にし、対話を通して学びを深めることの重要性が述べられています。
- 保護者自身が学ぶことを楽しみ、子どもと共通の「好き」を見つけることが、子どもの学習意欲を高める第一歩であると述べています。
「思考力・表現力」「社会課題に対する理解」「情報分析力」などを育むためのヒントが、具体的なエピソードを交えながら解説されています。
国語、算数、社会、理科の各教科の具体的な習慣とは?
国語
- 保護者自身が読書をする習慣を持つことで、子供も「本は楽しいものだ」と思えるように促す。
- 音読をするときに抑揚がつかない場合、登場人物の心情について考える時間を設ける。
- 漢字を覚えるときは、低学年のうちは日をずらして少しずつ書き、成長段階に合わせて勉強法を柔軟に変える。
- 作文が苦手な子には、「どんなことを書くか、まずは話を聞かせて」と伝え、エピソードトークの練習をする。
- テストの点数が悪くても、できたところを褒め、子ども自身の頑張りを認める。
- 国語が得意な子には、自主的に勉強しているなら止めず、親が面白いと思った本を共有する。
算数
- 九九のポスターを貼るよりも、親子で数字に関するクイズをしたり、ゲーム感覚で算数の問題を楽しめるようにする。
- 買い物では、親子で「何円払えばいいか」を話し合いながら会計し、「〇割引」「〇%OFF」などを計算させる。
- 計算ミスが多い子には、計算のルールを一緒に確認し、手順を守って練習することを繰り返す。
- 単位が苦手な子には、日常生活の中で、gやkg、mlやLなどを意識して使うようにする。
- 図形問題が苦手な子には、折り紙やパズルなど、図形を使った遊びに幼い頃から親しませる。
- テストの結果が良いときは、点数だけを褒めるのではなく、「もっとできるようになるにはどうすべきか」作戦を一緒に立てる。
- 算数の問題は、正解か不正解かは気にせず、ゲームだと思うように伝え、「トライ・アンド・エラー」が大切だと教える。
社会
- 社会科を身近に感じさせるためには、散歩や旅行を通して、子ども自身の気づきや疑問を深め、広げる工夫をする。
- 社会科に興味を持たせるには、子どもが読みたい本を選び、そこから生まれた気づきを大切にする。
- 子どもの素朴な疑問には、必ずしも答えを出す必要はなく、分からなくても一緒に考えて対話することが大切。
- 頭のいい子に育てるには、旅行や読書など、様々な分野の趣味の経験を通して得た教養を、日常の雑談(対話)で子どもに伝える。
- 子どもには、地域の行事やボランティア活動に参加するなど、多様な年代の人と会話する機会を作ってあげる。
- 役に立たなさそうなことに夢中になっているときは、「どんなところが楽しいの?」と尋ね、何かに没頭する経験を大切にする。
- 子どもが突飛な解答をしたときは、「なぜそう考えたの?」と否定せずに思考を促し、探究心を育てる。
- 時事問題に興味を持たせるには、テレビのニュース番組を一緒に見ながら、様々な立場の人々の目線に立って対話する。
- 子どもが言葉を省略して話してきたら、「何が言いたいのか」を聞き返し、最後まで自分の言葉で表現させる。
理科
- 理科に興味を持たせるには、「お勉強モード」ではなく、親子で楽しみながら散歩をする。
- 博物館や科学館などのミュージアムへ行く際には、子どもと一緒に「準備」をすると学びの効果がアップする。
- 理科に関係する本や図鑑は、子どもが理科に興味がなくても家に置いておき、テレビや本を通して好奇心を刺激する環境を作る。
- 植物や動物に興味を持たせるには、保護者自身が植物を置いたり、動物を飼ったりすることを楽しみ、子どもと一緒に観察したり、世話をしたりする。
- 生物や化学分野の学びを身近に感じさせるには、月に2回くらい「料理デー」を作り、親子で料理を楽しむ。
- お手伝い中は、子どもから助けを求められるまでは、余計な手出しをせずに、試行錯誤や楽しい気持ちを邪魔しない。
- 理科を得意にするには、ただ体験させるだけでなく、「なぜだろう?」と疑問を持ちながら体験させ、親子で対話のある体験にする。
「なぜ?」「どうして?」といった好奇心を大切にする理由
- 子どもは生まれながらにして好奇心を持っているが、日常生活の中で「なぜ?」「どうして?」と聞いても、「そんなことを考えても意味がないでしょう」と返されてしまうと、好奇心を失ってしまう可能性がある。
- 好奇心は、子どもが自ら進んで学び、探究するための原動力となる。
- 好奇心から生まれた疑問を追求する力は、社会に出たときに課題に立ち向かうための重要な能力となる。
- 日常生活の中で子どもの「なぜ?」「どうして?」を受け止め、一緒に考えることを推奨していて、例えば、散歩中に見慣れない植物を見つけたとき、「これはなんだろうね?面白い形の植物だよね」と、親自身も興味を示すことが大切。
- 子どもが疑問を持ったときは、すぐに答えを教えるのではなく、「どういう意味だと思う?」と類推させてみることも有効。
- わからないことがあっても、「考えてもわからない」「調べてみてもわからない」ということがあっても全く問題ありません。親子で一緒に体験を重ねていくことで、子どもたちは少しずつ理科への興味を深めていきます。
- このように、子どもの「なぜ?」「どうして?」を大切にし、対話を通して学びを深めることは、「頭のいい子」を育てるための重要なアプローチと言える。
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まとめ
この書籍では子どもたちの好奇心や興味関心、探究心を育むことが、学び続ける力へと繋がり、子どもたちが人生を生き抜くための原動力になるということが最も伝えたいことなのではないかと感じました。
中学受験はこの力を育むきっかけであり、第一志望合格だけが受験の全てではないと改めて感じています。
子どもが「頭のいい子」になるために、単に知識を詰め込むのではなく、「学びたい」という気持ちを育てることが重要で、そのために、親は以下のことを心がけるべきだと思います。
- 子どもが持つ「なぜ?」「どうして?」という好奇心を大切にし、潰さないようにする。
- 日常生活の中で、子どもの疑問を一緒に考え、対話を通して学びを深める。
- 親自身も学ぶことを楽しみ、子どもと共通の「好き」を見つける。
父である自分自身も全てできているわけではないので、子供と一緒にこれらのことを考え取り組んでいきたいと思います!


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